J-NF’s blog

雑記、備忘録

政治家の見分け方

たいそうなタイトルだが、なんてことはない。

 

私は政治と汚職は切れないものと考えている。

人の高潔さなど、政治の世界では通用しない。

だから、党内の議員達がお互い高い志を持ち、理想を語り、落伍者を出さない様に気を張る必要があるとみている。

そうしていても不祥事というのが起きてしまうという事だ。

では、不祥事や汚職が起きるのを前提としてそんな政治に期待がもてるだろうか?

答えは”持てる”と思う。

ただ、その為にはけじめと言う事をしっかりやる。 いや、国民がやらせないといけない。

政策の失敗は、その政党や政治家の時代を読む力が無かったり、判断を誤るなどの政治家としての失敗である。 これは、次の選挙で国民がしっかりと判断すればよい。

だが、不祥事は別だ。

なので、不祥事を起こし、最終的にどうなったかというのが政党や政治家を見分ける上の判断基準に思う。

離党するだけなのか、党から除名されるのか。これはこれで選挙資金という面で大変な立場には立たされるかもしれないが議員バッジはつけたままだ。

私はそういった結果では甘いと思う。

議員を辞職する。 これが唯一にして正しいけじめの取り方ではないだろうか? 

 

また、今の日本は超高齢化社会・後継者不足問題・そもそもの働き手不足問題 等挙げればきりがない問題ばかりだ。考えるほどに30年、50年先の日本はどうなっているのか?という不安ばかりだ。

原因の一つはロスジェネ世代を未だに放置していることにある。

企業などではもうロスジェネに見切りをつけ幹部候補に30台を抜擢するところもあるだろう。

もう遅きに失したと思う。 まずは子育て世代への支援ではなく、このロスジェネに手をつけるべきかもしれない。 今のロスジェネ世代を見て、20代の若い世代が結婚への理想や夢を持つだろうか?

結婚=リスク となっている。

ロスジェネが高齢化した時、彼らは自分達の生活を支えていけるだろうか?

恐ろしい社会保障費が現在の10~20代にのしかかってくるかもしれない。

 

高潔さを持ちつつ、大局観を持った政治家が望まれている。

それは、右や左に振り切った考え方の政治家では無理だ。

スピード重視でとにかくやってみるといった政治家にも無理だ。

思いつくままに話、混乱を招く様な政治家にも無理だ。

目先の20年、中規模の40年と、国の行く末を描く80年を見据えられる様な人でなければ無理だ。そういう人が出てくる国であってほしい。